この場所には戻れない 窓の外は霧雨 決して消えないシャボン玉 どのかにありますか? ひとかけらの願い事 音も立てず消えてく 「あの日のまま過ごせるのなら この季節さえ乗り越えられる」 こんなにも君がいないと悲しみ溢れ出した どんな小さな事でさえ 僕達は抱きしめ合えたのに... 繋いだ指解(ほど)けて 風は少し冷たい こんなそばで俯(うつむ)く君が まるで見知らぬ誰かに感じる 霧雨が晴れるには 二人はさよならだから いつか思い出に変わるなら 笑顔のまま君の目蓋(まぶた)の奥に こんなにも君がいないと悲しみ溢れ出した どんな小さな事でさえ 僕達は抱きしめ合えたのに... いつか虹に変わる