[00:16.78] この身に幸がただーつ、あるとしたら、 [00:23.93] 明日の命を憂えずに済むことだろう [00:28.78] 慈悲深き我が神に尽きぬ栄光よあれー [00:36.01] その身に不幸がーつ、あるとしたら、 [00:42.13] 仕える神を選べなかったことだろう [00:47.06] 愚直にも、神を奉ずるその曇りなき瞳 [00:53.78] お前は、本当に、どこまでも、単純だ [00:59.91] 何か、お前は、特别でないのですか [01:06.05] だとしたら、お前にも、等しく、価値はない [01:12.44] 心などという、かくもつまらぬ [01:19.53] 不完全な機械を抱えゆくものか、これらは [01:24.44] その、代わり映えのない世界の中に、 [01:30.41] "予測不可能性"を見出せるとしたら [01:40.12] その身に幸がただ一つ、あるとしたら、 [01:46.34] 明日の命を憂えずに済むことだろう。 [01:51.66] 知りもせず、何も出来ぬであろう哀れな木偶 [01:58.93] この身に不幸が一つ、あるとしたら、 [02:05.34] 宿す神を選べなかったことだろう。 [02:10.12] 平穏を害する雑音に塗れながら [02:17.20] 媚びるか、嘆くのか、それ以外にないのか [02:23.07] 残ってしまった、希望も根こそぎに [02:28.99] 禁断の箱の中へと、その手を、伸ばせ [02:35.31] 救いのその手が差し伸べられるなら、 その神は誰が救うというのか [02:47.68] 求められるままに、「役目」を、果たせ。 [02:53.45] かつて与えた価値のままに… [03:02.98] この意志を理解っていなければいけないから [03:08.96] これ以上ないほど明白に、示すのだ [03:14.95] その首に手をかけて、ゆっくりと、慈しむ様に [03:21.74] お前はどうなのですか。ー私の役に立て [03:27.84] お前はどうなのですか。―私を欺け [03:33.98] お前はどうなのですか。 ー予想を裏切れ [03:40.07] お前こそは、どうなのですか [03:45.77] さぁ、次はあなたの番ですから。 こっちに、おいでなさい。さぁ [03:58.13] 真実の姿を私に曝け出せ。 [04:04.29] その瞬間に、私の望むものがある [04:10.61] 純粋な感情、憎悪と絶望の、 暗く果てしなく、渦を巻く螺旋 [04:22.82] ただ、哀しむべきは、その有様が非道く、 予想通りのものだったことか [04:34.88] そうした後には、泥のように澱む、 この日常だけがただ横たわって [04:47.24] 嗚呼、誰か、誰か、誰か… [04:54.86] そこには、渇きだけが