[00:24.43]朱い朱い海に くらげのようにとろけてゆく太陽 [00:30.05]君がすぐにどこかに行かないように 手を握ろう [00:35.60]もうすこし動かないで 胸の鼓動静まるまで [00:46.12] [00:52.27]まだ幼い闇のむこうに 星たちが浮かびあがり [00:57.01]君は群青(ぐんじょう)に吸い込まれるように 消えてゆくの [01:02.94]わかるよ これ以上は もういっしょにいてはいけないと [01:13.60] [01:14.91]嵐の夜の波のように 見えない何かにおびえて [01:20.97]道の前で 迷い 立ちどまっている [01:30.58]なくすものに はじめて気づいているから [01:31.16] [01:47.54]すがりたい人も 待つ人も全部 なくしてしまいたい [01:51.48]本当にひとりきりになって さまよってみたい [01:57.56]そんな勇気のない 自分を笑ってまた嫌になるよ [02:08.55] [02:10.11]寄せてはかえす波のように いつでもゆらゆら揺れている [02:19.55]安らぎも不安も 消えることはない [02:26.70]他人(だれか)を見つめて みんな生きているから [02:32.69] [02:52.00]僕が おぼれてるのは よけいなものの海なんだろうか [03:05.70]まばたきほどの時に沈む 人を幸せにできる鍵があるという [03:08.98] [03:28.47]なにもかも愛してみたい 大きくこの腕を広げて [03:36.19]本当は君をまるごと 包んでみたいよ [03:47.55]そして無限の海を潜ってゆきたい [03:52.64]もっと奥へ