背に受ける風に、過去を断ち切って 「もう眠って良いよ」と、声をただ待っていた 繰り返す哀しみに、耐えた夜明けは 「もう見なくて良い」と、少しだけ微笑みながら 身体よこたえ、瞳を閉じた 何のために、傷ばかり刻んだのか 終わりを示す、丘の向こうへ やっと行ける、だからそっと微笑んだ 地上に咲き乱れて、風に舞う無数の花びら どうかこの夢を乗せて、僕のかわりにあの場所へ 背に受ける風に、過去を断ち切って 「もう眠って良いよ」と、声をただ待っていた 繰り返す哀しみに、耐えた夜明けは 「もう見なくて良い」と、少しだけ微笑みながら 胸を掴んで、痛みに耐えた 何のために、思いまで殺したのか 地上に咲き乱れて、風に舞う無数の花びら どうかこの夢を乗せて、僕のかわりにあの場所へ 背に受ける風に、過去を断ち切って 「もう眠って良いよ」と、声をただ待っていた 繰り返す哀しみに、耐えた夜明けは 「もう見なくて良い」と、少しだけ微笑みながら 未来へ咲き乱れて、風に舞う無数の花びら どうかこの夢を乗せて、僕のかわりにあの人へ 背に受ける風に、過去を断ち切って 「もう眠って良いよ」と、声はまだ聞こえない 繰り返す哀しみに、耐えた夜明けに 手を振る時を、この胸に描いたままで