[00:00.000] 作词 : 无 [00:00.381] 作曲 : 无 [00:00.762]夏風がノックする窓を開けてみると [00:06.265]何処からか迷い込んだ鳥の声 [00:12.272]読みかけの本を置き [00:14.523]「何処から来たんだい」と笑う [00:17.532]目隠ししたままの午後三時です。 [00:23.519]世界は案外シンプルで [00:26.015]複雑に怪奇した [00:28.766]私なんて誰に理解もされないまま [00:34.725]街外れ、森の中、 [00:37.219]人目につかないこの家を [00:39.973]訪れる人などいない訳で。 [00:43.967]目を合わせないで! [00:46.716]固まった心、一人ぼっちで諦めて [00:51.235]目に映った無機物(もの)に安堵する日々は [00:56.723]物語の中でしか知らない世界に少し憧れる [01:02.475]ことくらい許してくれますか? [01:08.717]淡々と流れ出した [01:11.213]生まれてしまった理不尽でも [01:14.476]案外人生なんで。私の中じゃ。 [01:20.224]ねぇねぇ、突飛な未来を想像して膨らむ世界は [01:26.472]今日か明日でも [01:28.968]ノックしてくれないですか? [01:32.715]なんて妄想なんかして外を眺めていると [01:37.965]突然に聴こえてきたのは喋り声 [01:43.968]飲みかけのハーブティーを机中に撒き散らし [01:48.714]「どうしよう…」とドアの向こうを見つめました。 [01:53.217]「目を合わせると石になってしまう」 [01:57.724]それは両親に聞いたこと [02:00.464]私の目もそうなっている様で [02:05.723]物語の中なんかじゃいつも怖がられる役ばかりで。 [02:11.713]そんなこと知っている訳で。 [02:17.973]トントン、と響きだしたノックの音は初めてで [02:23.720]緊張なんてものじゃ足りないくらいで。 [02:29.221]ねぇねぇ、突飛な世界は想像しているよりも実に [02:35.723]簡単にドアを開けてしまうものでした。 [03:03.214]目を塞ぎうずくまる姿にその人は驚いて [03:08.719]「目を見ると石になってしまう」と言うとただ笑った [03:14.469]「僕だって石になってしまうと怯えて暮らしてた [03:19.724]でも世界はさ、案外怯えなくて良いんだよ?」 [03:27.226]タンタン、と鳴り響いた心の奥に溢れてた [03:32.717]想像は世界に少し鳴り出して [03:38.467]ねぇねぇ、突飛な未来を教えてくれたあなたが [03:43.969]また迷ったときは [03:47.475]ここで [03:48.215]待っているから。 [04:12.215]夏風が今日もまたあなたがくれた服の [04:17.718]フードを少しだけ揺らしてみせた…