流れた行く雲を 僕はただ見てていた あからきまな噓は やがて夜に溶けた そして 影は消えるよ 胸を滿たした道さえも いずね 時を刻むよ 終わ告げるその時を さなば 偽りなく見えた あなたの言葉を 切り取るようにしまい 生き急いだ 歪んて見える夜は全てを飲み干して 傾き出す空に 月が滿さた 逃げる僕の指には 赤い石があった 今はもう亡くして 紅い意志があった 僕は願おう 夢見た場所へもう一度 想い描いた未来は 何処かできっと照らされる 壞れそうな言葉で 僕らはいつも眼を逸らしてた 目が醒めたなら 秘密も消えるよ 全てを照らして 偽りなき石は 気高き真実を その內抱いて 赤く燃えた 歪んで見える夜は ささやかな寄辺も 切り取るように奪い 沈んでいった いたいけなあなたは 鮮やかな世界で 始まりの合図を 待ち焦がれた 駆け抜ける思考は くたびれたノイで 誓いのキスは 既に意味を終えた 產まれてきた音に 胸は震えて 曉の中 夢は醒めた