[00:00.00] 作词 : 澤田空海理 [00:01.00] 作曲 : 澤田空海理 [00:04.58]Guest Vocal: saya [00:22.80]エンジンを止めて、座席を引いた。 [00:27.26]街明りが、大きな灯台みたいに明滅した。 [00:32.38]「綺麗」と一言、君が言う。 [00:36.57]「綺麗だ」と、僕は街を見ない。 [00:40.45] [00:42.25]高速には僕らだけのように思えた。 [00:46.28]ほぼ等間隔だろうか。トラックが何台も、何台も往く。 [00:52.51]会話はない、だが雄弁過ぎるほど語る。 [00:57.71]僕は忘れられるだろうか。あなたは、どうだろうか。 [01:01.04] [01:01.39]橋の下で、話に点けた。 [01:06.42]僕らが過ぎた日々の灯。 [01:11.34]真昼のように光って見えた。 [01:16.22]眩しかった。眩しかった。 [01:22.69] [01:41.60]心地の良い空腹、夜は長い。 [01:46.58]道を間違えることを僕らは良しとした。 [01:51.01]共犯者として居られるように。 [01:54.70]人間だから、間違えられないから、 [01:58.53]せめて戻れる程度に逸れてみるのだ。 [02:01.86] [02:06.08]気取らない合槌は難しい。 [02:09.56]「うん」とだけ。本当にそれだけ。 [02:14.74]次はどちらが始める番か。どちらが先に落ちていくか。 [02:20.17]電話では聞こえない、無言の会話。 [02:23.32] [02:24.92]そしたらきっと楽になる。私たちは [02:29.10] [02:30.01]橋の下で、話に点けた。 [02:35.08]僕らが過ぎた日々の証。 [02:40.21]真昼のように光って見えた。 [02:45.06]眩しかった。眩しかった。 [02:49.44] [02:50.28]夜の下で、僕ら見つけた。 [02:55.12]とっくに過ぎた、言葉の期限。 [03:00.15]今更だよな。そんな言葉が。 [03:05.17]今更なんだ。今更だった。 [03:12.69]