言葉をさがすほほに 雨の雫がおちる お別れだね 今は果たせない 約束ばかりね 想いをたぐるほどに 瓦礫の山はつもり 深い海へ沈みゆく 君の光るひたむきさよ ただ続け 9月の透ける空のように 時計の鐘は 別れを告げる けれど笑ってさよなら ねぇ できるかな 輝きだしたら 今日を進め 一人きりでも 明日はすぐ 過去へと沈む 輝きだしたら 走り出せ 一人きりでも 別れの雨が降る 揺れる二人のかげに 過去のかけらがうつる 震える手で掴み伝えた 私の想いを 作りかけて 崩して 幾つも時がながれ 深い闇へ消えてゆく 私だけのいとしい笑顔 ただ続け 5月の優しい日射のような また会えるから 別れはいわないうそよ それでさ あのね 雨やまないね 悲しみだすから もうね、行くよ 一人きりでさ 今日よ、すぐに 過去へと消えろ 悲しみだすから もう行くね さよなら、またね 別れの音がした 泣きたくなるのは 雨の音 雨の音 輝きだしたら 今日を進め 一人きりでも 明日もすぐ 海へと沈む 輝きだしたら 走り出せ 一人きりでも 雨音だけが 悲しく包む 悲しくなるのは 雨の音 一人聴いてる 君の声 微かに響く 悲しみだしたら 走り出せ 一人きりでも 別れの雨の中