[00:01:26]秋の終わり 肌寒い通学路 [00:08:50]笑いふざけ合う三人のお友達 [00:16:20]別れ一人きり 路地裏で [00:21:10]少女そこで見た [00:26:09] 一ツ眼の [00:27:80]殺人鬼 [00:41:90]目を覚ますと 白い壁病院で [00:49:00]すぐに駆け寄った二人の男の子 [00:56:60]「君と同じように切り裂かれ [01:02:00] 死んじゃった人がもう2人もいるんだよ」 [01:10:00]「犯人は誰?」 [01:13:90]生き残った少女は [01:17:10]「思い出せない」 [01:20:10]憶えてるのはひとつ [01:23:90]ああ 一ツ眼リッパー? 少しだけ [01:27:90]脳裏に浮かぶのあの子の笑顔が [01:30:50]血のつながらない弟が [01:33:90]少し前からおかしくなったこと [01:37:10]『僕だけの姉さん』 [01:53:90]彼はとても臆病な男の子 [02:01:10]だけど本当は優しい人なのに [02:08:10]いつからか少女は怯えてた [02:15:07]姉に執着する異常な弟に [02:22:00]被害者は皆 [02:25:10]少女の知る男の子 [02:28:90]どこに居たって [02:32:90]後をつけられている [02:35:00]ああ 一ツ眼リッパー? 怯えてる [02:39:10]「あの子は必ず私を殺すよ」 [02:43:00]「それならずっと傍に居るよ」 [02:46:10]恐怖を飲み込み手をとる友達 [02:49:00]『僕が守ってみせる』 [03:20:10]ああ でもねそれが本当ならさ [03:23:90]「私があの子を正してあげなきゃ」 [03:27:00]姉弟二人で路地裏を [03:30:47]歩いた先に血だまりが一つ [03:34:50]ねえおかしいのよだってほら [03:37:10]この子は今まで私と二人で [03:40:10]一ツ眼リッパー笑ってる [03:44:00]「本当の犯人は?」 [03:46:70]「なあ だから言っただろ ”傍に居る”」 [03:51:00]ゆらりと笑ったその顔知ってる [03:53:90]「傍に居るから 他の奴は [03:57:90]殺さないとまた寄って来るだろ?」 [04:01:00]姉を庇って血が舞い散る [04:05:00]泣き叫ぶ少女見下ろす彼の眼 [04:08:00]正気の沙汰ではないと知る [04:11:70]「これからはずっと二人で居られる」 [04:15:00]それは誰のハッピーエンド?