この世界に生きとし生ける魂は 予言書が綴る道をひたすらなぞるだけ 希望を抱いて生まれ落ちた英雄その片割れ 予言にない私が彼の譜に染みをつけた 憐れ 世界に捨てられて 恨まれ 嫌われ 独り泣いても 運命さだめは変わらない? 焦がれた私のためのララバイよ優しい夢を見せて 魂だけは聖女のように清らかでありたい いつか引き裂かれたscoreを辿り巡り会えた先で 希望を名乗る君が歌う救いの譜を信じて 孤独な魔女は闇のなかで夢を見る 優しく和やかに誰かと笑い会う夢 私の夜が満ちるほど現実は壊れていく あんなに暖かな手が朝には冷たくなるの あぁなぜ?世界を愛でるほど 苦しみ 悲しみ 痛み 怒りが撒き散らされる 焦がれた私のためのララバイよ真実を隠して 求めるほどに遠のいていく 愛も真心も おぞましき魔女の性に怯えて泣き濡れる夜明けも 栄光を語る君が歌う奇跡の譜を信じて、待とう 永き苦しみを乗り越えて出会えた 君の目が私を写した刹那 剣を掲げ兵を放ち憎悪を滲ませ ときの声を上げた 悪しき魔女を打ち倒して世界を救えと 壊れた私のためのララバイよ優しい夢を閉じて 救いを信じ耐え抜いても 運命さだめは変わらないなら 引き裂かれたscoreを辿り巡り会えた君へ 絶望を名乗る魔女となりて呪いを紡ごう 幕引く英雄のglorious scoreを歌い終えるために 悪しき私は命をかけ演じ続けるだけ たとえdownfall scoreをなぞるだけの 憐れなvillainでも それだけがただ私があるすべてなのだとしても 魂だけは縛られずに聖女のように笑うわ 最期はその手で飾って