最果ての駅 最果ての地 うかぶ紅い月 夜は明けず 世界は血と闇の色 『永い夜ね」と甘い声 朽ちた玉座で微笑む姫君 眠れる館のおとぎ話と 嘲り語りだす遠い過去の詩 『予期せぬ異変が全て壊した 』 紅い瞳の奥 映る月はScarlet fairy tale 割れたカップ 口付けたら 零れ落ちた闇 幻でも色褪せないその姿 『何度目かしら 』 目を細め 私たちを指差す姫君 眠れる館のおとぎ話に 幾度も導かれ出逢っていたのね 無限の線路に無限のふたり 紅い瞳の奥 映る月はScarlet fairy tale 『幻想郷はあなたの還る場所 』 泡沫の糸を手繰る姫君 眠れる館のおとぎ話は 魂に刻まれた遠い過去の詩 『お帰りなさい 』とあの日のように 紅い瞳の奥 幾度出逢い巡るScarlet fairy tale