雲のような笑顔 気まぐれに流れ 私を玩ぶばかり 心乱れ 月のように変わる 貴方の言葉を 信じ続けている あと何度裏切るの? 嘘ばかり垂れ流す 唇を縫い合わせましょ 綻ぶ約束がまた 赤い花咲かせる前に 悲しみはいつか灰に 喜びさえ焼いてしまう 貴方の鳥は空の色を知らないまま 雪のような涙 うたかたに消える 私を縛り付けるだけ 独り落ちる 風のように触れる 貴方の指先 求め続けている もう一度巡り合うために 夢のような日々は やがては溶けれて あゝ、この運命さえも 私の一部になる 冷たい絖に飾って 赤い花散らしましょ 悲しみはいつか灰に 喜びさえ焼いてしまう 貴方の鳥は空の色を知らないまま 継がりの鳥は独りで飛びた鳥から 氷るように眠る