夜道を犇き歩く あたしを含む荒野の住人は 今宵も月を道連れにして スポットライトを浴びる 宙に浮く足にお別れしたつもりの あの子もいつの日か またこの場所へ戻って来る事 誰もが頭上に描く 夢物語の中ですら 全てが輝く事は無い 挟間に見える曖昧な言葉 さあ また明日 愛して また愛して 一夜の戯れじゃ もう満足できないの 唇が求める 何度だって触れたいの 狂う程に犯して また連れてって 知らない世界へ 裏切りに怯える日々の中 あの子とあなたがキスをする 今宵は月も雲に隠れて 暗闇の中でしゃがむ 愛して また愛して 狂う程に愛して 連れてって 何度だって夢に出てくるの 忘れようとするのにどうして 今宵だって眠れば あなたに会えてしまう 怖いの あなたを 忘れてしまいたい お願い また愛して またその声を聞かせて 恋人ごっこでいいよ だからあたしを襲って 本気になってもいいよ 全部、全部あげるから ふたりでしましょう 最高のお遊戯