抱きしめた貴方の温もりの中に 今も置いたままの 悦びも今はもう どうでもいいことだなんて 嘘でしょ 忘れ逝く記憶を いつの間にか美化された 偽物のなんだ 絵空事ばかりを 羅列していくんだ 薄々誰もが気づいてるの フツフツと沸いてくる矛盾に 囁く悪魔の声に人は… 重ねた日々を思って笑って 生まれる声を届けてみたいな 心から誇れるように 満ち足りた日々の中で 僕も誰かを大切に想っていたいな まだ 遅くはないはずだからさ 立ち向かうためには まだほんの少しの勇気が足りなくて 目を逸らすからには 疑われたところで何も言えないなあ 笑われるたびに歯を食いしばっては 独りは気が楽だって逃げてきたんだ ほんとはその輪に入りたかったの 抱え込み 壁を作って 狂っていく (笑われるたびに歯を食いしばっては) (ほんとはその輪に入りたかったの) 広げたその手の中で 踊るだけで終わるはずもないさ 痛いな ポロリとこぼれる 涙 絡まる糸を解いて いつか誰かを大切に思ってたいな さあ 歩き出そう 重ねた日々を思って笑って 生まれる声を届けてみたいな 心から誇れるように 満ち足りた日々の中で 僕も誰かを大切に思っていたいな まだ 遅くはないはずだからさ