丸いひかりは揺れてさざめいて 伸ばした手すり抜けた そう覚えていていつもいつの日も 掴めそうでつかめないその星の名まえ きらきら光ってまいあがり くるくる回ってまえならえ こんなにそばにいるのに いつか消えていくのかな かけぬけた夜空に手を振って「また明日」 ほら青が淡くせまって君と歩くこの時間 瞬間、重ねた手のひらはいつかのだれかに似て 暮れる海辺にひとり腰かけて ヤジルシの先睨んだ そう覚えている明日もあさっても 変わる景色のなかであの星の名だけ 早く見つけ出してほしい ずっと見つけないでほしい あんなにそばにいたのに なんでわからないのかなあ かけぬけた夜空に手を振って「また明日」 ほらもうなにも怖くない君と歩くこの時間 瞬間、確かな温もりはここに置き去りにして 祈れば祈るほど見失うのに 道は細くなるだけなのに それでもそばにいたいと思ってしまった 願いはこぐまの行方めぐり そらへ かけぬけた夜空に手を振って「また明日」 ほら青が淡くせまって君と歩くこの時間 瞬間、重ねた手のひらはいつかの黄昏れにて たどり着く夢のなか離さないで待っていて