帰り道薄く伸ぴた影と散った花弁と手を繋いだ あの頃はただしたい事を して褒められるだけでよかった 赤く染まった日差しに手を振り淡く色づいた背を押した 手を繋いだあの人の顔は思い出せないい程度だけど 狭い路地裏赤く燃え て 昨日より細くなる空に憧れてた 毎日を彷徨って昨日と同じ自分を渦巻く波にかさねて 見上げた夜空の向こうには夢と輝いた希望があって 落ちた星がもう色を失くし手元に落ちて消えていっ た 広い足場に、白い鎖 暖かい先があるなんて期待してた凍えてたあの頃の自分はそ う信じて同じ眺めを見ている 同じ夜風と日差し浴びて 昨日より青くなる空に憧れてた毎日を彷徨った昨日と同じ自分が無意味なことじゃないと 今日も夜空は綺麗だから 足並みも街並みも満ち足りているから前向いて歩かなきゃ昨日と同じ自分を 愛してここで 生きて