もう おやすみ 怖い夢を視たんでしょう 眼を覚ました 今は 君がいない なのにまだ "夢を幻視てる" 埋葬されてゆく子守歌 それはいつか幻視たような夢 違うはずの世界線を 哀しく泳いでゆく 始まりと終わりの軋轢(ノイズ)に 汚されてゆくだけの夢 叫ぶ悲鳴は 再生の兆し 産声 上げては 死んでゆく喜劇 全てを 燃やし尽くして 優しい 夢で壊して さあ おやすみ 怖い夢は視ないでも 生きてゆける ここに 僕はいない なのにまだ "君を夢見てる" 重なる美しい最期 それはいつか幻視たような夢 きっと同じ世界線だ 何度生まれ変わっても 後悔を満たした恐怖(ノイズ)に 崩壊されてゆくだけの夢 歪む嗚咽は 欠けた星を呼ぶ 狂い始めた 救いのない喜劇 全てが 消えてゆくまで 道化を 演じ続けて 優しさだけに飽きた 天使たちの遊戯か あまりにも 出来すぎた悲劇 静かに幕を下ろす それさえ許されない 何度でも 君だけは 壊せない 埋葬されてゆく子守歌 それはいつか幻視たような夢 違うはずの世界線を 哀しく泳いでゆく 始まりと終わりの軋轢(ノイズ)に 汚されてゆくだけの夢 叫ぶ悲鳴は 再生の兆し 産声 上げては 死んでゆく喜劇 抗う君は 綺麗だ だけどね これで さよなら