交差点 あふれる人並み つい いつもの癖で 探してる 君の遺漏(いろう)したものを見つけると なんとなく 嬉しくなってく 何度も こういった夜の数 もう覚えてはいないんだけど 駆け足で過ぎ去ってゆく 時間から すくいとる いつかのやり通り たからくじ 当たったなら 次の日に 僕は死んでしまうだろう そう言って 笑う僕に ありえないことだと言った 君の口元言って笑ってた 思い出す 思い出す 陽だまりのような 穏やかさで過ごした 眩い(まばゆい)日々 大切と 気付けとも 淡く儚いシャボン玉は この手が触れる前に 弾けた 失くして 初めてわかると 真面目な顔って言われたときに  つい笑って受け流しだけれど 予感だけ 微かにあったんだ あっ 今でもね だからくじは 買ってないその分を溜め込んいるんだ いつかのために 空の色 風のにおい あの人は違う景色の中  僕だけ 今でも君を探してる あれから 一人で 少しでいるけど 待ち続けるのは別につらくない 寂しいだけ 誰よりも 誰よりも 会いたい人に会わなくても 時間は流れていく 思い出す 思い出す 陽だまりのような  穏やかさを 温もりを 君の笑顔 いつかまた 出会えたら 僕のちっぽけなこの運と 全てを 君に捧げ(ささげ)たいのですっ!