優しくすぎる この日々に 蓄積(ちくせき)する 傷と違和感 赤銅(しゃくどう)の糸 日が沈み 朝日が昇るまで 嘘を絶やさないで どちらの君も君なのでしょう? 全て信じていたなら 知らない 知るはずない 鍾愛(しょうあい)を汲(く)めたの 盲目である事だけが 望みなら 君の声を 腕を 此処で捨てよう 留まる距離で 手を止めた 苦悩する 傷と既視感 棘(いばら)の先 君が 意識の混濁(こんだく)に挟まった 嘘を絶やさないで どちらの君が君だったのかな? 全て解っていたんだろう 知らない 知りたくない 目の前の光景を この身体に深く注がれた 不条理を 君の声と 腕に 絡めてしまいたい 聞こえるか 僕の痛み 血流が 君を奪っていく もう一度生まれる事が出来たなら 僕は君の一部でありたい 全て信じていたなら 赦して 知るはずない 感情に飲まれた 溢れ出す錯乱の花 愁(うれ)いの君 赤い糸が引き千切れる ああ ああ[恋が]ああ 無くなってしまう 消えてしまう 見失ってしまう この手に残る痛み 辛い記憶 忘れない もう一度君に愛されたかった 消えないで 拒まないで 私を見つけてよ...