[00:21.55]紅い雲 煙る蒸気と揺らぐ鉄の塔 [00:25.96]飛行船 積み重ねたビル間を巡る [00:30.89]霧雨が降る、日々さえ隠す [00:36.41]煩く鳴り止まない革命の音 [00:41.35]わたしわ値札もない身売りでした [00:46.21]この手を貴方は手繰り寄せました [00:51.09]価値が生まれた、そんな気がしました [00:57.13]その手の赤色が綺麗でした [01:01.15]何度も季節が巡って、 [01:03.62]何度も手を引かれて、 [01:06.22]ゆびきりげんまんもしたのです [01:10.98]回想に身体と胸を弾ませ、 [01:13.93]通り道を抜け出した [01:16.11]刹那貴方の花弁散らばった [01:21.79]どうして?なんで、どうして!? [01:24.42]叫べどアナタは崩れるばかり [01:27.07]抱き寄せて、臭いに嘔吐く [01:29.56]呼吸ができないな泣き喚く [01:32.13]どうして、嫌だよ、どうして? [01:34.39]次第に憎、増、像は形を成す [01:37.19]嘘吐き共に愛を捧ぐ [01:39.62]それこそわたしの生きていく証 [01:52.20]彼の日の音が止んでいくこの世界で [01:57.10]私は幸せの種、植え続けていた [02:01.78]実った果実の色はわからないが [02:07.68]この都市の全てを手に入れていた [02:11.68]一人、季節を壊した [02:14.28]二人、未来を奪った [02:16.67]誰にも気づかれないようにね [02:21.73]収穫は焦らず、時間をかけて、 [02:24.86]つまみ食いはほどほどに [02:27.13]全てミキサーにかけるその日まで [02:32.39]吐いて、色が落ちて、 [02:34.96]心は腐り、崩れてしまった [02:37.68]それが何?都合がいいわ [02:39.94] 許さずにすむもの [02:41.91]爪を噛んむ 愛して、そして、肥えやして [02:44.56]眉間に淡々“ダンッ”、と罪を打つ [02:47.65]恨むのならば賽を恨んで [02:50.11]四の目がキミを見つめてたのよ [03:13.00]時は満ちて、夢堕らして、 [03:15.38]亡骸達に火を放て [03:17.90]チャチな礼拝も、命乞いも、 [03:20.13]無価値でしかないのです バイバイ [03:22.80]さぁて、生かされた「 」達へ [03:25.62]メインディッシュを召し上がれ [03:27.95]愛の残骸の中心で、 [03:30.66]彼の日を胸に無念を抱いて散れ [03:33.92]白と黒しか無い世界は [03:38.43]なんで色を取り戻せないままなのでしょう [03:45.63]どうして、嗚呼、どうして [03:48.31]貴方はわたしを生かしてくれたのですか? [03:52.02]ねぇ、貴方はいないのに [03:55.37]溢れた [03:56.34]どうして、なんで、どうして? [03:58.58]心は少しも満たされないの? [04:01.07]笑えると思ってたのに [04:03.44]フリしかできないな跪く [04:06.52]どうして、どうして、どうして? [04:08.28]貴方と二人で幸せになりたかった [04:11.82]それだけなのに [04:13.74]何もかも消えてしまった [04:36.71]彼女は丘まで歩きました [04:40.94]一つの墓標の前に辿り着きました [04:45.88]暇を少しいただきますね、と [04:51.96]微笑んで瞼を閉じました