いつか後悔するのでしょう 私が選んだ残酷な裏切りに あの日交わした約束と いつまでも覚えてる それは夢ね 囁くソプラノ私を見てよ 瞼の裏に浮かんでは消える この手穿たれたい貴方に この痛みに耐えて仰いだ空は同じ 何処へ流れていくのかも知らずに 溶けていく体がいつまで 私でいられるのか分からなくて すべてが一つだった頃は 喜びも悲しみも感じることなく 誰もが生ぬるい中で 腐敗していくのでしょう 私もまた 遮るテノール居場所は無いと 貴方の腕に爪を立てている 今夜繋がれたい貴方に 引き裂かれた肢体は 何故か冷たいまま どうか私を突き放さないでと 縋りつく腕を振り払う背中を こんなにも覚えているの 朝が来る前にこの腕解いて 生まれたところ 貴方の「なか」に還りたい 赤く熟れすぎた心は毒だと 時を止めた貴方と永久に 一緒にいられるから幸せなの