作词 : Sennzai 作曲 : 塚越雄一朗 雨降る夜二人 紫黒色の部屋で 滲むような痛みは 大人の罪を 深く刻んだ ト書き通りの 道を外れて 睫毛が 濡れた気がした 捧げた 身体ごと 此れで良かった 言い聞かせながら サヨナラ 少女よ ネオンが響く 煩い夜へ 世に身任せ クラリ堕ちてく 曇る朝は一人 目覚めると居なくて 後ろめたい時程 深い口紅 赫で染めた 慣れた仕草で 灯す煙草が 溜息 飽和し消した もう 戻れないの 夢を見ていた 無垢な瞳とは サヨナラ 少女よ 振り返らずに ヒールを鳴らす 震える声 掻き消す 悔いがあるなんて 言わないの 過去を乞うのは 愚かな事よ なら黒く 散りましょう 解れた 現実を呪う黒い花よ 終演へ さぁ 折れたヒールで 足を引きずる 蔑む目で 笑えば良いわ 過去の枷よ 所詮行く先 同じなのだから サヨナラ 少女よ 摘まれなければ 独りで朽ちる 此れが性よ 醜い定め