呼ぶ聲(こえ)がする 過去の人 複数の貌(かたち)亡き聲 眠りを妨げて霊廟まで響いた 暗闇を破いて 太陽は静寂を吸う 赫(かがや)き吐き出して 悠遠よりも続いた 架空の夜が幾度過ぎ 目醒めて 目醒めて 聖者の跫(あしおと)がする 呼ぶ聲がする 面影の喧騒は隙間無き聲 眠りを妨げる酩酊重ねた欲 沈黙を破いて 朝が来る 沁み渡る朝 辺りは燃え始め 不死の雨を誘い出す 架空の夜が幾度過ぎ 目醒めて 目醒めて 聖者の鼓動がする 目醒めて 目醒めて 聖者の聲がする 唯 架空の空を謳歌する 目醒めて 目醒めて 聖者の光が降る 目醒めて 目醒めて 聖者の聲がする