救急車の音が聴こえてくる 午前6時に私は眠って いつも歩いてる歩道橋から見える景色に 血を零してみる やりたい事は特に浮かばないけれど 取り敢えずカフェインは摂った 夢の中なら何でも言えるよ 愛してるも 憎んでるも 妬んでるも全部 ユーエンミーに意味などないことを 近所の寂れた電話ボックスの温度が言ってた いつだって恨んでる言葉の羅列 下らない愛でもまだ会いたい 昔、好きだった 同級生が自殺したって ついこの前に聞いた 夢の中ならなんでも出来るよ 愛してるも 憎んでるも 妬んでるも全部 分かり合えない誰かの素肌に触れてみたい 同じ体温を知りたい 分かり合えない誰かの頭を切り裂いてみたい 同じ動物になりたい 暗い部屋に朝の匂いが入る 午前6時にすべてを悔やんだ いつも疎んでた最低な人間の声すらも 欲しがってしまう 嫌う 死んでいった季節のことばかり 考える脳はまだ残ってるみたいだ 夢の中ならどこにでもいける 愛してるも 憎んでるも 妬んでるも全部 何もかもが生まれ落ちて そして死んで海に還る ことばよりも早く出てく 蜘蛛の網に乗せた声が 全部全部嫌になって 許せないが増えて、増えて、 窓の外に投げ、すて、たい 分かり合えない誰かの裸に触れてみたい 同じ体温を知りたい 分かり合えない誰かの頭を切り裂いて確かめたい 同じ動物になりたい