作词:カンザキイオリ 作曲:カンザキイオリ 唄:鏡音リン 「もしも僕らが愛されていたら」 「こんな歌なんて歌ってないだろう」 「もしも僕らが愛を知っていたなら」 「友達だってなんだっていたんだろう」 何言ってんだお前は 「何かのせい」ばっかってなんだ? それなら身長だって性格だって 何かのせいにしたいのか? あの日がしんどいだなんて それなら全部投げだそうぜ 何一つ間違いない笑顔は全部置いていけ 僕らの人生を彩るのは パパでもママでもない 形なんてないもんに怯えなくていいんだよ 腹の傷に逃げられなくても 妄想で逃げられなくても それが僕らなんだ 化け物にはなれないぜ? 「もしも僕らが普通の環境なら」 「こんな体に柵なんてないだろう」 「もしも僕らが普通を知っていたら」 「笑って過去なんてそんなもんだって歌っていたんだ」 もしもばかりで辛くなっても 今じゃそれなりに生きてけんだよ 雑踏に紛れば どこにでも行けるような青年になり腐った もう傷が癒えないところにまで 心臓の根深いところにも 根付いて疼いて笑って窓って 消えない消えない それでも逃げられない思い出だって 全部僕らのものじゃないか 何もかも忘れて生きる必要はないんだよ その傷が君の優しさだ その傷が君の武器だ 悔しかったの忘れたかい? 苦しかったの忘れたかい? 愛なんて見えなくても 過去ばっか縛られても 形なんてないもんだ 何もかも飲み干せよ 僕らの人生を彩るのは パパでもママでもない 君は普通の人間だ 笑わなくていいんだよ 君は普通の人間だ 笑えなくていいんだよ