いつも 暗闇のなかを 独りで手探りしてた僕が 明日の事なんて 笑いながら話してる おかしいね 「今夜は涼しいね」って言って ホットの缶コーヒーふたつ持って 非常階段に でこぼこの影ならべて 仰ぐ空 ただ僕らの居場所を つつんだ常夜灯 泣かないように 何度も ココロで名前を呼ぶよ 触れそうな距離から 暖かさ感じている そう 今も いつでも どんなに綺麗なことばで 「誰も傷つけない」って言って 優しさや嘘の使い方 上手になるわけじゃない こんなにせわしない世界で 愛とか 知らない事ばかりで だけどいつからか 胸に咲く花のために 息をする 今僕らの足元 暗がりに迷う日も やさしく君の横顔 てらした常夜灯 ちいさな明かりを 見失わずに歩こう ただ 今も 君を そっと何度も ココロで名前を呼ぶよ 隣でずっと明日を つつみ込む常夜灯 振り返る君は やわらかい光だった そう 今も いつでも