その才能、僕もほしいな 君は芸術家肌の神童 でも気づいたんだ この言葉は能無しに対する 定番の社交辞令だってこと それがつい昨日の話なんだ ほら見て、この姿 君らの真似をしたよ 似合うかい? ヒトナミにすらなれない 僕をこの世が拒んでいる 神様恨み続けて モンスターやめられない ずっと前からそのままの 足は歩き方を忘れ 変われない、もうわかってる だから目を抉り過ごす 変なヤツだなって 揶揄われていた過去の自分 今じゃもう誰も 揶揄えないぐらい醜くて ヒトゴミにも混ざれない 僕を誰かが笑っている 明日を睨み続けて モンスターやめられない 明け方流す音楽 いつになったら変わるの? 「つまらない」そう呟いた 声がそのまま跳ね返る いつしかその願望は 鳴き声に変わっていた 野良や害虫は駆除され 血統書付きの犬は保護され キィキィ喘ぐ得体の知れない何かは 誰がどうしてくれるの? ヒトナミにすらなれない 僕をこの世が拒んでいる 神様恨み続けて モンスターやめられない ずっと前からそのままの 足は歩き方を忘れ 変われない、もうわかってる だから目を抉り過ごす