[00:22.43]いま踏切の向こう側に [00:29.10]いつもそばにいた人がいる [00:35.89]なにも知らずに歩く背中に [00:42.79]初雪が舞い降りる [00:48.68] [00:49.17]走り出しながら、胸が痛んでた [00:56.09]君を置き去りにしたみたいで [01:03.30]ぼくはまだいまも 君の中にいるかな? [01:11.01]身勝手なままで [01:14.81] [01:15.06]だから会いたくて、ただ会いたくて [01:23.40]その面影を抱きしめてた [01:30.23]想い出になり、記憶に変わり [01:37.27]消えてしまわないように [01:43.81] [01:48.08]悲しい歌も好きだよ、なんて [01:55.48]なぜ気がつけなかった [02:00.37] [02:01.37]人波の彼方、その後ろ姿 [02:08.04]思わずこの手を伸ばしていた [02:15.08]いまさらでもいい、 [02:18.21]ただごめん、と言わなきゃ [02:22.92]前に進めない [02:27.43] [02:27.70]だから追いかけた、ただ追いかけた [02:35.32]人混みをかき分けるように [02:42.24]名前を呼んだ、何度も呼んだ [02:49.02]届いてたのかな? [02:54.34]けれどまっすぐに、ただまっすぐに [03:02.74]前だけを向いて進んでく [03:09.73]振り返らずに、振り切るように [03:16.78]まるでぼくのためのように [03:22.95] [03:23.54]答えはまだ見つけられてないんだ [03:30.59]なにが正しくて、間違いなのか [03:37.29]その瞳にぼくを、もう一度だけ映して [03:44.06]問いかけさせてくれ [03:51.97] [03:52.70]だから会いたくて、ただ会いたくて [04:01.16]その面影を抱きしめてた [04:08.02]夢じゃなかった、現実だった [04:14.80]でも手を放した [04:19.93]ただ雪は積もり、想いは募り [04:28.47]急行列車が通り過ぎ [04:35.42]この踏切が開く頃には [04:42.22]きっと君はもういない [04:48.45] [04:49.38]きっといないはず、なのに… [04:57.40]