[00:01.02]作詞:管梓 [00:05.73]作曲:管梓 [00:09.74] [00:34.86]出来の悪い恋のお話は終わり――出来の悪い恋の歌を道連れに。 [00:50.13]心もとなげな色がよく似合うふたりにふさわしい日和。 [01:03.76] [01:03.92]国道沿いに海へすり抜ける―― [01:07.55]過ぎ去りし日々のパラソルだけ、 [01:11.24]置き忘れられてゆくためにあるみたいな海へ。 [01:19.06]点を結んだ僕の過ち、線を引かれた君の哀しみ、 [01:26.53]詰め込んだ瓶は水平線まで。 [01:35.15] [01:51.54]両腕を広げて抱き寄せた風は、ここにないなにかを探しているよう。 [02:07.22]「ひとり」を知る季節、白い時間のなかで、かもめの行方を見つめる。 [02:19.77] [02:20.08]ホルガはフィルムを残したままうっすら埃を被っている。 [02:28.05]街に降るわずかな雪にもほんの少し似てる。 [02:35.23] [02:35.79]僕らの最後を閉じ込めたら、どんなに寂しい笑顔さえも、綺麗なはずだよ。 [02:47.45]忘れないでいい? [02:51.83] [03:37.40]国道沿いに海から離れる―― [03:41.08]いつかの夏の問いかけはまだ、 [03:44.72]不思議なくらいに心に染みついているけれど、 [03:52.67]「スノウドームを逆さまにして何回だって繰り返しても、 [04:00.25]戻りはしないから」 [04:04.09]それが答えだよ。