広い海と 暗い雨 閉じた果てのない呪縛 決して無い「続き」を 探し求めては そう全て壊した・・・   振り下ろす この手を握り返してきた あなたを救い また共に進む   『誓う』 夢見た夜明け あの日霞んだ声達が 響き逢う 『二度と離れずに、共に往こう』 高く叫ぶ   朝焼け空 幾度となく 照らし出す今は 過去の日々に 見詰めていた 旅路の行き先 いま強く巡る 時計の針 華やかに刻む音 嗚呼 遠い日々の約束達 この場所で叶う   永い時と 無くし物 やがて伽藍は朽ち行き 無くした「居場所」を 空に見上げては そう時を重ねた・・・   手にした夢を強く握りしめては あなたのもとでまた共に生きる   『願う』 忘れてた空 あの日失くした星達が 降り注ぐ 『繋ぐ手を運命が、離さないように・・・』 強く願う   明け待ち空 手と手繋ぎ 見上げてる空は 過去の日々に見詰めていた 記憶と同じで いま広がる朝 微睡(まどろ)む眼に 煌めいた数多色 嗚呼 朝に消えた星々たち この手で輝く   振り向いた空に 虹がひとつ それが『過去』の姿だった・・・嗚呼・・・今・・・   『彼方』 見渡した道 あの日止まった旅をまた 続けよう 『新しい空へ、共に往こう』 歩み出した・・・   青く青く澄んだ空に 靴音鳴らせば 遠く遠く見果てぬ空 いつしか近付く ただ夢見ていた 見続けてた ささやかな物語 今白く澄んだキャンパスへと 鮮やかに描く・・・