ささやかな 幸せを 望んだら 消えた 仮初の 幸せを 繰り返し追い求め 虚しくも 潤しく咲く花は 枯れて往き 避けられぬ理に 瞳を閉じた 揺らめく暗闇は 刻々と移り往く 「私はもう、眠ってた......」 おかしな夢を見た 私の前に 微笑んで指差す 私の姿が...... 望んでた 幸せを 失ってばかり ささやかな 幸せは 永遠の夢の中に あるのか? 粉々に砕かれた 現実は 囚われの世界へと 導いた 歩んだ道程は 置き去りの抜け殻が 恨めしく 横たわる おかしな夢を見た 私が望む 世界が広がるよ ほら、夢見心地......