明るい予感に甘えていたあの頃とは 似ているふりをしてただけ 昧爽の時には遠い記憶を 青が遮蔽する 塵のように片付けられる簡単な口跡で そうやって君の手を引いてみたけど 甘い蜜を吸った僕らは砕け落ちて 輝きを失うんだろう まるで全てのものが僕を見つめているような 感覚に落とされていく 支える木々に天井から流れ落ちてる鮮やかな青い果実 明るい予感に甘えていたあの頃とはまるで違っていたみたいだ きっと幼かった日々 願いは叶うことなく 甘い実は目の前で塵のよう去って 限界を超えて弾け出した口跡は、また輝きを失う 僕らの救いの叫びは 届くことなんてありはしないのだろう