憶えていられないほど 遥か昔の それは遠い波のなか 静かに隠されていて 小指を絡ませあった ただそれだけのものだよ それでも僕らはずっと 大切にしていたんだ いつかの君の これからも忘れない たとえ土に返っても それだけは忘れない 瞼を閉じれば見える 君の確かな 会いたくなったならまだ 眠ればいいだけだから 眠ればいいだけだから いつかの そのうち忘れるから もしも空に返っても 必ず忘れるから 唇に刻んでいた 鮮やかな記憶達は もう手の届くことない 深い闇へ飛び去り 知らない痛み抱えて 僕はまた生まれていく 永久に叶うことのない 約束を探しに行く 約束を探しに行く