蒼く光るクチナシ 月夜に揺れ 甘い香り寄せられ 君に逢う 恋が生まれる場所は 月の庭で 心惑わすように 惹かれあう 今だけこの想いを実らす 高鳴る胸の鼓動 静寂の奥に時のしずく もう 消えかけていく 言葉には出来ない想いを乗せ 私からこの手離す 何も云わないで 涙など忘れたの 初めから心など無かったと 君の背中を押すから これが運命と初めから知っていたの 二人の笑顔消えて 月に煙る 限られた此の時を 焼き付ける せめて あと少しだけ 月の庭で すべて忘れるように踊りましょ 強がりな私を 抱きしめた 最後のその時まで 少し背伸びした君の笑顔 どうか 時を止めて 言葉には出来ない想いを乗せ 私からこの手離す 涙 止まらない もう一度抱きしめて こんなにも心が乱れるのは 君が初めてだったよ これが運命と初めから知ってたのに 君の心に 私を残して 月明かりもそのままに 二度と逢えないなら せめて忘れないでね 誰よりもきれいなその瞳を ずっと抱いていたかった これが運命と初めから知ってたのに