[ti:カイテンモクバ] [ar:風雅なおと] [al:千年の独奏歌] [encoding:shift-jis] [00:00.00] 作曲 : sasakure.UK [00:01.00] 作词 : sasakure.UK [00:14.38]唄 風雅なおと [00:26.78]路のなき路わたり 徒(いたずら)に時かさね [00:34.01]貴方のカケラにさえ包まれたいと [00:39.92]僕はただ僕のたけ 止めては想いの儘 [00:46.82]一抹の楽園を求め続けた [00:53.75]ああ、せめて“泡”と化す前の浅い夢こそ [01:00.42]はらいと消えてしまえたのならば [01:06.76]こんなにも貴方の瞳の奥を [01:12.40]愛しく思う事など無かったのに [01:18.76]解っていたんだ 本当は [01:23.10]物語には永遠などという [01:26.58]地図はなかったのだろう [01:32.13]偽りの花 僕の理想にそっと [01:37.91]『貴方』と書くふりをしていて [01:42.93]いつかが 回りはじめていた [02:11.60]空と地の境界は 形を変えていずこ [02:19.00]目の前であちらこちらを交差するように [02:24.81]僕の中に在る街“記号”の片隅で其れは [02:31.96]賑やかに独りをうたいつづけていた [03:05.90]そう、例(たとえ)を挙げるのならば [03:09.46]回りつづける玩具(おもちゃ)のようなものでよかった [03:17.78]僕を繫ぎ止めていてくれた貴方が [03:24.52]錆だらけの手と手で はらり、はらりと [03:30.24]解っていたんだ 本当は [03:34.12]物語は悲しいほどにちいさく [03:39.50]収束していたことに [03:43.98]いつかの夢に こそ見た [03:47.70]崩れかけていた貴方 ひたすら支え続けた [03:54.37]朝が来る おとがする [03:57.26]解らないんだ 本当は [04:00.71]いつの間にか僕は貴方と見ていた夢 [04:06.21]追い越してまったのだろう [04:10.27]偽りの花 僕の理想にずっと [04:15.90]『貴方』と書くふりをしていた [04:21.24]いつかが 崩れはじめていた