黄昏が 音もなく 佇む背中を 染めてゆく 見渡せば さらさらと そう 一面かがやく 葦の原 金色の草原 あなたの後ろ姿を 遠く 吹き渡る涼風となり 見守り続けたい 世界から 隠れては 幼いあなたは 泣いていた いつまでも 抱きしめた そう あふれた涙が 乾くまで 金色の回想 綺麗に澄んだその目を 二度と 曇らせないようにと 見守り育てた日 この…手の中で 光る ああ…尊き 存在 ただ あなたがほら 笑うだけで それは 俺の喜び… 金色のその髪 俺の記憶に消えない 青い 花冠つくって 飾った幸福よ 金色の草原 あなたの後ろ姿を 遠く 吹き渡る涼風となり 見守り続けたい