[00:03.74]天狼を抱く夜空となりて [00:43.71]万象(ばんしょう)の行方を 片手で握り締め [00:56.10]とどまる事を知らず流れる 厳風(かぜ)のように進む御方(ひと) [01:08.28] [01:10.04]あなたが命ずれば 幾千の夢さえも [01:22.29]その足元にそっと寄り添い 跪(ひざまず)くでしょう [01:34.41] [01:35.45]深い闇で 光の輝き さらに増すのなら [01:48.62]身も心も 髪の芯(しん)も 闇に溶かしましょう [01:59.48] [01:59.96]あなたはそう 輝く星 [02:05.87]強く煌(きら)やかな 天狼(てんろう) [02:12.94]その光を遮(さえぎ)ろうとするなら 満月さえも [02:29.36]私(わたくし)は許しません [02:33.62] [02:39.56] [02:45.35]永久(とわ)に続いてゆく 時の流れの中 [02:57.77]ふたりで生きるこの運命こそ 私(わたくし)の全てだから [03:09.67] [03:11.72]たった今誰かが 傷つき倒れても [03:24.00]あなたの役に立たない者など この瞳(め)に見えません [03:35.00] [03:37.19]そばに咲いた 野花(のばな)をあわれみ 通り過ぎるでしょう [03:50.17]白い花を 赤く染めるなんて 無粋なこと [04:01.20] [04:01.83]あなたはそう 尊(とうと)き星 [04:07.55]全て支配する 天狼 [04:14.73]その野望(おもい)が 叶うようにこの身を [04:24.08]夜空にかえて あなたを守りましょう [04:36.36] [04:56.23] [05:01.08]愛してます 愛してます [05:06.72]さあ この世界をあげましょう [05:13.83]そしていつか [05:17.20]別離(わか)れが来るとしても 至福(しふく)と言える [05:26.64] [05:27.03]あなたは そう尊(とうと)き星 [05:32.97]誰も触れられぬように [05:40.17]守り切って 消滅(き)え去る時が来ても [05:49.56]微笑むでしょう [05:55.13] [05:56.63]出逢えて 良かった