作曲 : 羽鳥風画 作词 : 茶太 前(まえ)だけを見(み)て歩(ある)ければ たどり着(つ)けると思(おも)った 強(つよ)く望(のぞ)めば望(のぞ)むほど 痛(いた)みは増(ま)すばかりなのに 行(ゆ)き先は覚(おぼ)えてても 道(みち)を忘(わす)れてるような 冷(つめ)たい焦(あせ)りが広(ひろ)がってく じわりと 足(あし)を止(と)める度(たび)に見上(みあ)げる空(そら)の色(いろ) いつだって切(せつ)ないんだ 胸(むね)の奥(おく)に住(す)み着(つ)いた小(ちい)さな不安(ふあん) 消(け)せないまま目(め)を閉(と)じる あぁ 突然(とつぜん)降(ふ)り出(だ)した雨(あめ)は 世界(せかい)を青(あお)く染(そ)めてく 冷(つめ)たい雫(しずく)に霞(かす)んで たどり着(つ)く先(さき)は見(み)えない 抱(かか)えた孤独(こどく)の重(おも)さ めまいのような感覚(かんかく) こんなに弱(よわ)い自分(じぶん)初(はじ)めて見(み)つけた 降(ふ)りしきる雨(あめ)の中(なか)で揺(ゆ)らいでるのは いつだって脆(もろ)い心(こころ) 胸(むね)の奥(おく)に住(す)み着(つ)いた小(ちい)さな不安(ふあん) 消(け)せないまま目(め)を閉(と)じる 今(いま)も 止(や)まない雨(あめ)なんてないと 自分(じぶん)に言(い)い聞(き)かせるように呟(つぶや)く 前髪(まえがみ)を伝(つた)う雫(しずく)頬(ほほ)に流(なが)れる まるで涙(なみだ)誘(さそ)うよう こらえきれず溢(あふ)れでた想(おも)いの雫(しずく) とけあって輪(わ)を描(えが)いた 足(あし)を止(と)める度(たび)に見上(みあ)げる空(そら)の色(いろ) いつだって切(せつ)ないんだ やまない雨(あめ)はないよと呟(つぶや)く声(こえ)が 雨音(あまおと)にかき消(け)される あぁ