「空の瞳」 作曲/編曲:羽鳥風画 遠く見果てぬ彼方 浮かぶ雲の城塞 幾重の丘越えて続く 旅を想う 瞳逸らしたままで 全てを失うのならば たとえ先が絶望でも  前を向き歩いてゆくと決めた 向かい風が阻むなら 時を待って進もう 全てのものは常に映ろい続けている ただ布かれた宿命(さだめ)なら  留まる事などない 今涙を拭って この足で探しだす 自らの未来を 空から零れ落ちた 忘れ得ぬあの雨と 止まない悲しみの記憶 胸を穿つ 笑顔のままで永久の別れを告げる残酷を 受け入れ怯え生きる事  選はずに歩いてゆくと決めた 追い風から聞こえるは 君の懐かしい声 剣を取ったこの手に宿る命の絆 別つ事が宿命(さだめ)なら  意味は在るのだろうか 今涙を背負って  いつの日か見つけ出す 隠れた真実 Felix qui potuit rerum cognoscere causas. (真実を知る物にこそ、幸せが訪れるだろう。) 薫る風が呼び起こす 伝え聞いた思い出 空を仰ぐ瞳は 何を信じて進む 決して見えぬ宿命(さだめ)なら  留まる事などない 今涙を拭って この足で探しだす 自らの未来を 【 おわり 】