[00:27.000]ただ辿り行く道しるべ 顧みては郷を想う [00:39.500]幼き吾子とあやされた あのぬくもりを確かめつつ [00:51.710]いつか振りほどかれるなら もう近づかぬほうがいい [01:04.710]いつかこの地も追われよう ならば愛さぬほうがいい [01:17.100] [01:29.710]天岩戸を押し開ける 春の光に白い風 [01:41.790]醜き我が身に余るほど 降り注ぐのは罰なのか [01:54.000]いつか振りほどかれるとて もう後ろには戻らずに [02:06.600]いつかこの地を追われても なお”愛せよ”と声のする [02:19.150]我は此処にて石となる 同胞を護る石となる [02:31.550]宜災いを受けてなお 物言わぬ石に在うべし [02:43.930]この災厄に触れたとて 失うがこそ卑しけれ [02:56.590]心より憎むものなれど 母の手に似た慰撫に泣く [03:09.310] [03:34.150]我は此処にて石となる 幾千の時刻を越えた先 [03:46.400]共に手をとり生きようと その顔を焼き付けて [03:58.740]呪われた血を今日は泣く 失うがこそ悲しいけれ [04:11.220]愛し愛されたいと哭く 鬼の姿に人の夢 [04:24.130] [04:34.850] [04:39.280]