(梵天) 暈やけて滲んだ 世界の半分が 嘲り嗤ってる 世界の半分が 得意の唄を 做る 抓む 我鳴る 厭きる 枯木も尽きた 名残惜しんだ 世界の半分と お世話で御座んした 世界の半分サン 辞世の歌も 撒き散らし過ぎて 毎度の狂言に 誰も心 動きゃしねえ 其の 片目も見えてるんだろ? 幕引きも自分で選べない 鈍らのサラバ 花 鳥 風 萩 月 砂 轍 空 雪 星 道 地 山 河 波 海 人 邑 罪 墓 欲 闇 愛 いらない 歌はもういらない 音はもういらない 無駄に溢れてら ほぅら いらない 夢はもういらない 俺はもういらない せめて雛型の 手向けを 音 草 夢 舞 時 沙汰 一 インマイライフ