小鳥たちが早起きを競い 太陽はゆっくりと熟してゆく 生まれたての花弁の中で 鼈甲の色に醸されてゆく 誰も皆 この肥沃を離れたくはない 彼方 舞い飛ぶ鷹は彼の姫の魂か Nefertem 死せる貴女に花を 暫しの別れに哀しみはいらない Nefertem 旅への餞別に蒼を いつの日か また此処で逢おう 棗らしいの影はすなおハイ  太陽终わをムーンもちらしてゆく ラピスラズリの嗫きの中で 睡蓮は眠りに落ちる 誰も皆 あの御嬢に祈りを捧げよ 彼方 地平の先に光の水に乾く Nefertem 生きる喜びに花を 永久の命 この地に咲き誇れ Nefertem 清き魂に愛を 明日時はまた生まれから Nefertem 死せる貴女に花を 暫しの別れに哀しみはいらない Nefertem 旅への餞別に蒼を いつの日か また此処で逢おう Nefertem 生きる喜びに花を 永久の命 この地に咲き誇れ Nefertem 清き魂に愛を 高き空の遥か 貴女は辿りつく 睡蓮の花の都へ