[00:29.10] [00:31.37]しじまが磨いた水面 曇りない雲 [00:46.60]逆さに開いた扉 仰向いた青 [01:02.27] [01:01.93]求める者は すくい上げ 潤して生命を得る [01:17.40]求め疲れた者は のぞき込み 麗しい虚空へと [01:32.10] [01:32.44]ひらりひらり 舞い落ちた ひと葉ひたり 背を合わす [01:40.41]広がりゆく波紋が 現し世を歪め [01:48.14]ゆらりゆらり 脆すぎた ゆえに揺らぎ 乱される [01:56.08]倒錯した幻想に手招かれ [02:03.32] [02:03.45]暴かれるもの 涼しい顔して 微笑みかける 己の反面 [02:11.34]たたずむ辺 漂う水影 いびつもありのままに晒して [02:19.10]幽明分かつ 鏡の際より ささやきかける あやかしの虚実 [02:26.70]凍える途が 続く夢うつつ 孤独な原理 底に蠢く [02:46.00] [02:49.71]肌に沁み込む 冷たい痛みに [03:05.23]にじむ瞳から 咲いては零れる [03:20.22] [03:20.38]はらりはらり 舞い落ちた 花がはたり 瀬を叩く [03:27.93]連なりゆく波紋が 映し出すうねり [03:35.66]ゆらりゆらり 繰り返し ゆらり揺らぎ 乱される [03:43.45]高く深き水天に引き込まれ [03:52.25] [03:53.35]魅入られたもの 輝く泡に 包み込まれて くぐり抜ける先 [04:00.87]濯ぎ落とせぬ 重たい罪科に 心縛られ どこまでも沈む [04:08.86]留まる事も 散りゆく事も 叶わぬ淵で そぞろにたゆたう [04:16.57]表と裏の せめぎ合う波は 注ぐ時間が ゆるりと鎮める [00:00.00]