朝燒け色に染まる無彩色の街並み 眩しい目に映るの地平線への道 繰り返すだけの日々 虛ろな空仰ぐ影 ここにはわたしの好きなあの旋律が無い 笑うことも忘れられた街 想いの消えた廢墟に歌は途絕えた だから旅に出る あての無い彼方へ ふたりと彷徨う蝶のように 風に導かれ だから旅に出る 果ての無い彼方へ 世界のどこかて響くまだ知らぬ音 探して 夕燒け色に染まる独りきり往く旅人 霞んだ目に映るのは蜃気樓の夢 唄うことも失われた時代(とき) それでもこの胸に鳴る歌を信じて だから旅に出た あての無い遙かへ 大空群れ行く鳥たちの 白翼に焦がれ だから旅に出た 果ての無い遙かへ 世界のどこかで響く懷かしい音 探して だから旅に出る あての無い彼方へ ふたりと彷徨う蝶のように 風に導かれ だから旅に出る 果ての無い遙かへ 世界のどこかで響く わたしの歌を探しに わたしの歌を探しに わたしの歌を探しに