サヨナラ 愛しき人 振り向かずに歩いて行けばいい きっと誰のせいでもなくて それは初めから決まっていたこと 悪い夢を見たんだ ながい眠りから覚めた僕の 隣に君はもう居ない まるで幻か お伽話のように 暗い闇の中に 光を浮かべても 君の笑顔はもう照らせはしないから 出口の無いこの空に解き放ってしまった想い 閉ざされた世界で彷徨い続けている いつかまたこの場所に辿り着ける日まで 終わることのないあの夢の続きの思い描いている サヨナラ あの日の僕 重い荷物抱えこんだまま それが愛がどうかなんてことは もう今となってはどうでもいいこと 長い夢の終わりに 君が僕にかけてくれた魔法 僕はいま還るべき場所へ 辿り着くように もう迷わないように 深い海の底で生まれ変わるげと 君の笑顔はもう思い出せなくて 眩しくて目を閉じた 其処にあるものを 信じることさえを 叶わない気がしてた もう二度この場所に戻ることもないと 決め付けて僕はまだ次の場所へと 歩き始める 舞い上がれ 舞い上がれ 無重力の空へ 閉ざされた世界のその向こうを目指して いつかまたこの場所で君に会える日まで 終ることのないあの夢の続きを 思い描いている