冬の朝 背中の傷 軋む視界 赤いスカート 柊の棘に触れる ヒリヒリと傷が痛んで 首の縄 ほどけかけて こんなにも悲しくて あの人への お礼さえも ワタシには出来なくて 無我夢中で追い駆けてきた 目蓋の裏側のワタシまで アナタが巻いてくれた包帯 今もほどけないままこの手に 無我夢中で追い駆けてきた 目蓋の裏側のワタシまで アナタが巻いてくれた包帯 今もほどけないままこの手に