セミの声がする 木々の木漏れ日が わたしを包みこんでゆく 夏の朝の匂い 毎年あなたと 隣で一緒に過ごしたね 出口を求めて走り回りだす どれだけ探しても見えない 泣き虫のわたし 手を引かれて行く 二人の鼓動が重なる 夏の声が終わりかけてゆく頃 わたしのホタルビが火を灯すだろう 照らし始めたあなたの存在 輝き創める 夏の声が終わりかけてゆく頃 あなたのホタルビが火を灯すだろう 照らし始めたわたしの存在 輝き創める