あの窓の中に 描き出された 流れる雲に身を任せ 吸い込んだ世界 鳴り響いて未来 暮れない空に 立ち退く術を見失い 夢に怯えてる 待ち人は遠く 夢を見ていた そばに置かれた徒花は 今に枯れてゆく 終わる命みたい 揺れて灯火 朽ちる体は誰を抱き 眠り目覚めるの 馴れ合って夜明けなんて 何も失われたものはない でも留まったここで一体何を どれだけ哀れめば良いの? まわる星の中で 僕の居場所を探し当てて 終わる時の中で 理由を奏でて 永遠に響け 浪費され捨てられた 瓦礫の中で 人繋ぎ来世に渡る 形なき歌を 漂ってもがかないで ありもしない「もしも」を あざけるなら 固まった脳みその中を どれだけ殺めれな良いの? 変わる檻の中で 僕の形を作り出して 渡る鳥を抱え 先の見えない夜の空へ 染まる白い宇宙 広がる度にまた狭くなって けして戻らずと 知ってもなおもがく 渦の流れ