君(きみ) と眺(なが)めてた 星(ほし) を集(あつ) めた窓(まど) に 映(うつ)してた また 指折(ゆびお) り数えた 瞬間(とき) を重(かさ) ねた夜(よる) に 問(と) いかけた 時(どき) を止(と) めた すきだよと言(い) えば はぐらかした 気(き) がつかない フリは もうやめて>< 隣(となり) にいるとき 私(わたし) の軌道(きどう) はいつも 周極星(しゅうきょくせい トレモロみたいに 波打(なみう) つ思考(しこう) の角度(かくど つかめない 君(きみ) を追(お) えば なにかを 失(うしな) ってしまいそうな 想(おも) い浮(う) かべ 船(ふね) を出(だ) す 抱(だ) きしめて 出会(であ) わなければ 個(ここ) 々 受(う) け止(と) めて デネボラを 飛(と) び越(こ) え行(ゆ) くわ ワガママな歳差(さいさ) 星(きみ)のようだね 追(お) いかけて うかぶパノラマ 五線(ごせん) の上(うえ)で 流(なが) れ星(ぼし いま歌(うた) うから 照(て) らしてよね スピカ 笑(わら) っていたいよ ひとりはイヤだよ 答(こた) えが聞(き) きたい 怖(こわ) くて聞(き) けない 夜(よる) を いくつも 過(す) ごして 未来(みらい) へ 繋(つな) ぐの またたく星(ほし) をよけ 探(さが) してた 神話(しんわ) は 誰(だれ) の味方(みかた) なの ため息(いき) で 落(お) ち込(こ) んでいた 午後(ごご 想(おも) うだけ 君(きみ) の名(な) を一人(ひとり) つぶやくわ あさはかな愛(あい) じゃ 届(とど) かないよね 会(あ) いたくて ピアノ奏(かな) でた 音(おん 苦(くる) しくて 溢(あふ) れ出(だ) す 余(よいん) 韻嫋々(じょうじょう) 君(きみ) に届(とど) け 抱(だ) きしめて 出会(であ) わなければ 個(ここ) 々 受(う) け止(と) めて デネボラを 飛(と) び越(こ) え行(ゆ) くわ ワガママな歳差(さいさ) 星(きみ)のようだね 追(お)いかけて うかぶパノラマ 五線(ごせん) の上(うえ) で 流(なが)れ星(ぼし いま歌(うた) うから 照(て) らしてよね スピカ