私の中の黒いがたまりを あなたの手で握リ潰して 守る事も失う事も恐れていた 都合いい嘘で 重ねる度に深まる痛みはもう 引き返せない程 かたくなにまた もがいたる もがいたる 馬鹿を私に気付いてよ ねぇ 闇の泳ぐ私は金魚のように 身にまとった赤 見える様に 気付く様に あなたの前で踊る私はこう言うでしゅう すくって欲しい 信じれるものが ひとつ たったひとつ あればいいと思っているけと 信じ抜く為の強い思いを 持てずにいるのは愚でしゅうが 疑う心 ぶつける言葉はもう 悲しい涙 生むだけなのにまだ 言ってしまう 言ってしまう 馬鹿な私を叱ってよう ねぇ 誰かを待つ私は人魚のように 儚い夢を 泡になるまで見ていたいの あなたの愛に気付かぬ私に言って欲しい 愛してると はらはら舞って 舞って 水の底 あなたを待って ただ待っているだけの きらきら反射して咲いた 水面の花 沈んでゆく体 私は 消えてしまう 消えてしまう 揺らめく影に溶けてゆく 闇の泳ぐ私は金魚のように 身にまとった赤 見える様に 気付く様に あなたの前で踊る私はこう言うでしゅう すくって欲しい あなたの手で